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リテイクの出し方

リテイクは依頼者にとって、匙加減が難しいものです。
また、リテイクを出すのは心苦しいと考えている人もいるかもしれません。
ですが、声優にとってリテイクがあるのは普通のことなので、
そこまで気にする必要はありません。


但し、注意しなければならない点がいくつかあります。


・リテイクを出す際は、台詞とナンバーで指示する。
台詞にナンバリングしておくのが前提の話ですが、
リテイク箇所を伝える場合、台詞とナンバーで指示します。
そのほうが、リテイク箇所を探すのが簡単だからです。
なので、台本の台詞には必ずナンバリングをつけておくようにしましょう。
音声作品の台本にも、文章の切れ目などにナンバリングをしておくようにしましょう。


・リテイクを出しすぎる
理想が高いのは結構ですが、できることには限りがあります。
どうしても取り直してほしいところ以外は、妥協も必要です。
また、理由の浅いリテイクは不満感を増させるだけです。



・台本に書いてない感情
台本に書いていないことは、絶対に読み取れません。
実はこうなんです。というのはあなたの頭にあるだけで
相手にはまったく伝わりません。
深く謝ってからリテイクを出してください。
自分にとって重要なシーン・台詞については、
台本に細かく状況や感情を書いておいたほうが声優にも分かりやすいです。


・思ってもいないことを言う
『凄くよかったんですが、リテイクでお願いします』
というのは気を使っているようで、相手を不快にさせているだけです。
良くないからリテイクを出すのであって、それ以上でも以下でもありません。
この場合『リテイクお願いします』で十分です。


・意味不明な指示
リテイクを出すとき、どういう風に読んでほしいか説明すると思いますが、
感覚とニュアンスだけで伝えるのは止めましょう。逆に混乱を招くだけです。
誰にでも分かる言葉で、どういったら伝わるのか考えて指示しましょう。




リテイクはどの声優にもあるものです。
自分の理想を押し付けすぎず、また声優に気を使いすぎず、
あくまで冷静にリテイクを出しましょう。


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